GP & PEOPLE

GPと人

小作 大賢Daiken Osaku

Profile

氏名 小作 大賢
勤務先 総合病院山口赤十字病院
専門分野 婦人科腫瘍

分け隔てなく充実した
産婦人科教育を受けてもらいたい

産婦人科医学教育の
魅力とは?

産婦人科医の立場からすると医学部学生や臨床研修医は大変柔軟で自由な発想を持っていると感じます。産婦人科研修で女性の健康の本質には産婦人科の知識が必須であることを理解してもらえるように系統的な知識・技術を伝えることを目指していますが、医学部学生や臨床研修医から学ぶことも多くあり、それによって自分も成長させてもらうことができると日々実感しています。

産婦人科医学教育で
工夫していること

2010年度の研修プログラム改訂以降は選択必修となっていた産婦人科研修が、2020年度臨床研修から再び必修化されました。臨床研修医の誰しもが産婦人科志望の有無に関わらず産婦人科での研修を行います。指導する側・指導される側のモチベーションに関わらず質の高い産婦人科研修が受けられるようにプログラム作りやステップラダーシステムを活用して研修の質を担保するようにしています。

これからの医学教育に
向けたひと言

医学教育を継続的に行う上で、モチベーションを維持することが重要な鍵となってきます。課題や悩みを自分一人や自施設だけで抱え込まずに日本産科婦人科学会教育員委員会のホームページや未来委員会主催のセミナー(サマースクール、Plus One Project、スプリングフォーラム、Welcome to OBGYN World!)等を活用し、全国の産婦人科医とつながりながら医学教育に取り組んでいきましょう。